職人日記

飾屋しろがね職人の原田明徳のブログです。
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飾屋の田舎便り〜おかしな冬、おかしな春

とうとう3月になってしまいました。
気象庁の定める、春になってしまいました。

本来であれば、
長い冬が終わり、眠りから覚め、
生命が満ちてくる季節で、ワクワクして来る物です。


しかし。
皆様ご存じのように、今年の冬は記録的な暖冬。

この田舎では確かに雪も降りましたし、氷も張りましたが。
それも本当につかの間。
感覚的には、年末年始の前後一ヶ月くらいだったと思います。
つまり、長い秋と一瞬の冬と長い春、と言うことになります。

何しろ、我が家ではもう10日以上前から、
食卓に蕗の薹が上がっているのです。
2月に蕗の薹を食べた記憶なんてありません。
それどころか、1月下旬には、
野原のシロツメクサが咲いてしまう始末。


うすら怖くなってしまいました。

日本人の豊かな感受性というのは、
ハッキリ分かれる四季の移ろいを、
五感で感じられたからこそ芽生えたと思っています。
暖冬でスキーが出来なくなるとか、
冬物衣料や暖房が売れなくて困るという、
経済的な打撃も確かに深刻でしょうが、
それ以上に日本人の情緒が失われてしまう危険の方が、
何よりも深刻なことなのではないかと思う訳です。


環境問題が叫ばれる昨今、
「不都合な真実」もアカデミー賞を受賞しましたが、
既に遅すぎるのかもしれませんね。


少し理屈臭くなる話なのですが、
「ガイア仮説」という理論があるそうです。
これは、地球をそこに住む生物から大地までを、
一つの存在として考えた場合、
複雑な自己調整機能を備えた生命体であると言える、という物。

つまり、人間の肉体が地球の大地だとすると、
赤血球が人間だったり、腸内細菌が動物に例えられると、
簡単に言うとそう言うことです。

地球という体内でも、
食物連鎖や、アマゾンでのCO2−O2への転換、
極地の凍結による、液体としての水の量の調整などの、
生物ととてもよく似た機能があると言えます。


それで、人間にウイルスが入ってきたら、
免疫機能が働いて、大体高熱がでますね。
この熱によってウイルスを攻撃、殺していますよね。
退治できる物であれば、熱は自然に治りますし、
退治できなければ、内臓や脳がやられ、最悪死んでしまいます。

もうお解りかと思いますが、
今の地球温暖化、というのがこれに当たると考えたりします。
もちろん、ウイルスは人間、ウイルスが出す毒素がCO2。
だから今地球は、人類を滅ぼすために温暖化してるのだと。
これは地球の当然の免疫機能なんじゃないかと。

で、もちろん、このまま行けば人間は滅びるでしょう。
種としての限界を迎えるか、環境の変化に対応しきれないか。

いやいや、それに対処できる科学技術が発展するだろうって?
それはないでしょう。
想像してみてください。
21世紀は未来の世界だと、誰もが思ってませんでしたか?
結果どうでしょう?
20世紀と殆ど変わってないと思いませんか?
科学の発展は、そのくらいゆっくりした物だと言うことです。

また、ウイルスというのは、
他の生物の細胞を利用しなければ増殖出来ません。
と言うことは、増殖して宿主が死ぬ前に、
他の生物に寄生しなければならないんですね。
それが生命としての最も単純で原理的な姿でもあるわけですが。
しかし、この宇宙に次の宿主がいるでしょうか?

ガンダムの世界のように、コロニーが出来ればいいですが、
ISS一つ作るのにこれだけ四苦八苦しているのですから、
一体あとどのくらい待てばいいのでしょう???


今回は凄い脱線の仕方ですね。
人類がウイルスではなく、
有益な腸内細菌のようになっていかなければならないと、
既に終わりの時期を迎えた蕗の薹を食べながら、
思うわけであります。
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