職人日記

飾屋しろがね職人の原田明徳のブログです。
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飾屋の徒然日記〜天と地の怒りか…
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    各地で豪雨が起きておりますが、
    皆様いかがお過ごしでしょうか?

    被害にあわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます。


    しかし、今回は自分も巻き込まれたんです。

    出先から夜遅く帰宅しようと、
    中央線に乗っていたら、途中西八王子駅で電車が止まりまして。

    次の高尾駅で、ポイントが水に浸かったというアナウンス。

    その時は自分も軽く考えていて、
    中央線といえば雨・風・人身事故でよく止まるので、
    暫く待てば動くだろうと。

    しかし、外は猛烈な雨。
    しかも落雷が酷く、久しぶりに大地に突き刺さる稲妻をみました。

    1時間以上待っても動く気配がなく、
    とりあえず高尾まで行けば、その先は動いてるかも、と思い、
    タクシーの代行輸送で高尾に向かって、
    甲州街道に出た瞬間目を疑いました。


    …道路が川になってました。
    高尾駅4

    どこかの側溝からかと思っていたら、
    高尾に近づくにつれ、水かさは増してくるのです。

    甲州街道も、高尾駅の手前で通行止め。
    結局遠回りしてもう一つの入り口まで行って、
    ひとまず駅構内に入って、もっとびっくり。


    線路が川になってました。
    高尾駅

    高尾駅のすぐ先、高尾山から流れてくる川と、
    それに流れ込む川があって、
    それが両方氾濫して、道路や線路に流れ込んだようです。
    高尾駅2

    ポイントどころか、電車の電気系統まで水に浸かってて、
    当然動くわけも無く。

    近くの漫画喫茶や仮眠所になった特急電車で夜を明かし、
    バスの代行輸送で帰宅できたのが12時間遅れの今日昼過ぎでした。


    夜遅かった為、乗客数が少なかったのが、
    大きな混乱にならなかったせめてもの救いなんでしょうか。



    しかしこの雨、ここ暫くの天気。
    やはり地球規模での気候変動が原因なのでしょう。

    いや、気候変動という考え自体、人間中心の考え方で。


    “ガイア仮説”というものがあり、
    自分もこの説にはある意味で共感してるんですが、
    この雨も、地表から失われた水分を、
    地球自身が戻そうとしている、
    ホメオスタシスに過ぎないかもしれません。
    雨だけではなく、
    気候変動と呼ばれている全ての気象現象が、それなのではと思います。


    気候が変わった、と言うのは、
    人間が最も過ごしやすい状態の気候条件が崩れたからで、
    でも、それは人間が必要以上に生活しやすい状態を作り出そうとして、
    自然を破壊してきたのが主要因であって、
    それで気候が変動しているという客観的な視点は身勝手な言い分。


    地球も人間も、どっちが上でも下でもなく対等な立場なのでも無く、
    一つの生命体なのだと思う。
    生命体には、自分の体の悪い部分は自分で治そうとする力があり、
    だから、人間に起因する環境破壊も、
    傷を治そうとする地球の生命力によって治されている。
    それが我々人間には気候変動と映っているだけなのだろう。


    では、それに抗う事無く生きていき、
    地球が治してくれるから、このまま何も変わらず生きていくのか、
    と言うと、決してそれではいけないわけで。

    今の人間の生活と言うのは、
    朝昼晩に強力な栄養ドリンクを飲んでるような物で、
    常に楽に、過剰なくらい楽に生活しようとしている。

    人間て、そこまでしなくても充分生きていける、
    むしろそんなことしない方が、健康的だったりするわけで。


    夏は暑いのが当たり前だし、
    冬は寒いのが当たり前だし。
    それでも死なないように体は調節してくれる。

    例えば、飾屋工房ある自宅で使っている水は、
    山から引っ張って来てる水だけど、
    温度が大体変わらないから、
    夏は冷たく、冬は暖かく感じるんだな。


    そういうことだし、それで充分じゃないかと思う。
    それ以上を望もうとすれば、
    必要以上に力を使うしひずみも生まれるし。


    豪雨だって、地面がアスファルトじゃなければ、
    すぐに染み込んで地下水になって自然に戻っていく。


    アクセサリを創っていて。
    一番綺麗に創るにはどうすればいいか?

    答えは。
    手間をかけないこと。

    手間をかけると言うことは、
    それだけ素材を痛め傷つけ、
    それを補うために更に手間をかけていくと言うこと。


    何事も、つまりは同じなんだと思う。


    もとには戻れないけれど、
    限り無く近づいていく努力だけは続けていくべきでしょうね。

    高尾駅3

    明け方に見た嵐の後の空は、
    綺麗な中にどこか悲しげな狂気がありました。
    23:42 | 飾屋の徒然日記 | comments(0) | - | - | - |
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